子どものスマホ料金は「いつまで」支払えばよい?もう社会人なのでそろそろ自分で払ってほしいのですが…
日本におけるスマホ普及率はとても高く、今や学生のほとんどが持っているといっても過言ではありません。 それに伴い、子どもが大きくなるにつれて親がいつまで子どものスマホ料金を支払ったらいいのかといったお悩みも出てくるでしょう。 そこで今回は、毎月の子どものスマホ代の平均額、子どものスマホ料金をいつまで親が支払っていたか、社会人になっても親が子どものスマホ代を支払う際の注意点について解説します。
親が支払っている子どものスマホ代は平均でどれくらいか
MMDLabo株式会社が運営している「MMD研究所」が中高生の子どもがいる20~40代の母親627人を対象に行った「中高生の携帯電話に関する調査」によると、高校生の月々の携帯料金は表1のような結果になりました。 表1
※MMDLabo株式会社MMD研究所「中高生の携帯電話に関する調査」を基に筆者作成 月の携帯料金5000円以上6000円未満と回答した人が22.6%と最も多く、この金額を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、毎月のスマホ料金をできるだけ安く抑えたいと考える方は多いでしょう。
スマホ料金を子ども自身で支払わせるようになったタイミングは?
親がいつまで子どものスマホ料金を支払っていたかについて、株式会社エイチームフィナジーが行った「18歳以上の携帯代を大調査」では表2のような結果になりました。 表2
※株式会社エイチームフィナジー「18歳以上の携帯代を大調査」を基に筆者作成 スマホ料金を親が支払うのは子どもが就職するまでという家庭が最も多く、次いで成人までとなっています。安定した収入のない学生のうちは親が払ってもいいと考えている方が多いのかもしれません。 いつから子どもがスマホ料金を自分で支払うのかについて、スマホを持ち始める時や高校・大学進学などのタイミングであらかじめ話し合っておくといいでしょう。
やむを得ず子どもの料金を引き続き支払う際はスマホ料金の節約を!
子どもが社会人になっても経済的に厳しい、大学は卒業したが採用試験のために勉強するなどの理由で安定した収入がない場合は、親が子どものスマホ料金を払い続けることがあるかもしれません。 スマホ料金は、住居費や光熱費などと同じく家計において積極的に節約したい項目です。毎月のスマホ料金を抑える方法をいくつかご紹介します。 ●家族割を使う ●格安SIMへの乗り換え ●不要なアプリの整理 ●定期的な料金プランの見直し ●自宅のインターネット回線契約のセット割引を使う 教育費の支払いがおわり、老後資金への準備がはじまるタイミングでスマホ料金の負担を少しでも減らしておきたいものです。
子どもが学生の間のみ支払っているケースが多い
スマホ料金は、高校卒業、大学卒業などの社会人になって就職するタイミングに子ども自身で払うようになるケースが多いようです。 社会人になってからも親が支払い続ける場合は、スマホ料金の節約を意識して家計への負担を少なくしていきましょう。 出典 MMDLabo株式会社 MMD研究所 中高生の携帯電話に関する調査 株式会社エイチームフィナジー 18歳以上の携帯代、5人に1人が親に払ってもらっている。うち85%以上が3大キャリアを利用。「ひとりっ子」「30代前半女性」は特に多い傾向 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部