【SSDW2023】開催直前!アンバサダー THE D SoraKiが語る「HIPHOP」とは
2023年11月23日(木・祝)に代々木公園で開催される国内最大級のストリートダンスの祭典『Shibuya StreetDance Week 2023』(以下 SSDW2023)。今年のアンバサダーには、日本のヒップホップシーンを牽引し続けている KREVA と、昨年のRed Bull Dance Your Styleで世界チャンピオンになった THE D SoraKi が就任している。 当日はゲストダンサーによるショーケース、CREW BATTLEやティーンズダンサーによる7 to smoke BATTLE、高校生を対象としたダンスコンテスト、などが実施され、アンバサダーの2人によるスペシャルなコラボパフォーマンス「DANCE WITH music」も行われる予定だ。 さらに、本イベントは「HIPHOP 50 周年」という記念すべきムーブメントと連動し、日本のHIPHOPカルチャーを牽引してきたダンサーたちと共に、ストリートダンスの本質が、差異や障壁を超えて「ボーダーレス」であることが発信される。 本記事では、アンバサダーを務めるTHE D SoraKiにインタビューを実施。 SSDW2023の注目ポイントから、KREVAの楽曲提供によるテーマソング「TradeMark」に合わせてTHE D SoraKiが踊る映像プログラム【DANCE WITH music in SHIBUYA】、そして彼自身が考える「HIPHOP」について、存分に語ってもらった。
シーンを代表する2名によるスペシャルコラボも大注目!
■まずはSSDW2023のアンバサダーに就任された感想をお願いします S:SSDWは2015年のときのCREW BATTLEに自分も出ていました。そこで優勝とかもできて、良い仲間にも出会えたので、自分にとっては良い思い出のイベントでした。なので、こうしてSSDWのアンバサダーに誘われたときは、本当に嬉しいなという気持ちでいっぱいでした! ■今年の「SSDW2023」でSoraKiさん的注目ポイントを教えて下さい! S:注目ポイントは間違いなく、同じアンバサダーであるKREVAさんとのライブパフォーマンスですね! あとはCHILL OUT SPACEでの、UNOさんのワークショップ、CHITOさんのDANCE CLOWNとかは、何をするのかが凄く楽しみですね。 S:そうですね!撮影してからもう1ヶ月半ぐらい経ったので、自分の感覚も変わっているし、自分で何をするかも分からないので、今ここで喋るよりも、現場に見に来てもらって、体で感じてほしいなと思っています! ■映像ではHARLEMやManhattan Recordsで踊られていましたが、渋谷で思い入れがある場所があれば教えてください! S:思い入れのある場所と言えばHARLEMですね。渋谷の箱は小さい頃からバトルとかで行きまくってたので(笑)。昔から渋谷ではめちゃくちゃ遊んでたんで、思い出深いですね。O-EASTもよくライブを観に行ってたし、もう無くなってしましましたがVISIONもよく行っていました。 ■映像のサビ部分では、「DANCE WITH music」の振り付けも踊っていましたが、今回の振り付けに込めた意味があれば教えてほしいです S:このスキルフルな曲でなかなかみんなで難しい振り付けを踊ることは、なかなできることではないので、皆で音に乗って楽しんでほしいっていう気持ちが一番ですね! 本当にシンプルで、自分のダンスに集中するのではなく、皆にはこの振り付けで、音に乗って頭を振ってほしいです。 ■KREVAさんのお名前も出ましたが、アンバサダーでKREVAさんとのコラボが決まった時の気持ちはいかがでしたか S:自分はアンバサダーってかなり責任重大な役割だと思っていて、もし自分1人がアンバサダーをやるのは、絶対嫌だなってって思っていました。「誰かとコラボが良い」みたいな話をしていたのですが、そしたらまさかの、帰ってきた返事が「KREVAさん」でした。そこでKREVAさんも、「THE D SoraKiならやる」と言ってくれたとのことだったので、本当にびっくりしたのが大きかったです。 ■当日は「DANCE WITH music」として、KREVAさんとのコラボパフォーマンスもあるということですが、注目ポイントを教えてください! S:本当になにも決まってないので 100%フリースタイルです(笑)。その場でしか生まれない、生のセッション感を楽しんでほしいです!今回のコラボで伝えたいのは僕がバックダンサーじゃなくて、アーティストとダンサーがコラボレーションするというポイントなんです。これは自分にとっての大きな第1歩かなと思います。しかもKREVAさんが代々木公園で最後にライブしたのは10年以上前なので、今回のコラボも日本のHIPHOPの歴史の1ページとして刻めたら嬉しいなと思っています。