11戦で昇格はアルボン超え最少…レッドブルのホーナー代表「トップドライバーを恐れない本物のレーサー」ローソン昇格の決め手を説明|F1
レッドブルF1チームは現地時間19日、2024年限りで離脱するセルジオ・ペレスの後任に、リアム・ローソンを昇格させると正式発表した。 【動画】同じ高校出身”Take”久保建英に、もしなれたとしたら…角田裕毅の答えとは!? アルファタウリとVCARBで通算11戦戦ったニュージーランド人ドライバーは、若くしてレッドブル昇格の道を手繰り寄せたことになる。 下部チームからレッドブル昇格の最少レース数はこれまで2019年アレクサンダー・アルボンの12戦だったが、ローソンは11戦でそれを塗り替える形に。ダニール・クビアト(19戦)、フェルスタッペン(23戦)、セバスチャン・ベッテル&ピエール・ガスリー(26戦)、ダニエル・リカルド(50戦)と比べても異例の抜てきだったことがわかる。 この決定について、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は次のように述べ、ローソンに期待を寄せている。 「リアム・ローソンが2025年よりチームに加入する。このことを発表できてうれしく思っている」
「アルファタウリ~VCARBで2度の在籍期間中、リアムのパフォーマンスは彼が優れた結果を出す能力があるだけでなく、最高のドライバーたちと競い合ってトップに立つことを恐れない本物のレーサーであることを証明した」 「彼の加入により、レッドブル・ジュニア・プログラム内からの育成というチームの長い歴史が続き、彼はセバスチャン・ベッテルやもちろんマックス・フェルスタッペンなど、チャンピオンシップやレースで優勝したドライバーの足跡をたどることになる」 「4度のチャンピオンであり、間違いなくF1史上最高のドライバーの1人であるマックスと一緒にレースをするのは困難な仕事であることは間違いないだろうけど、リアムはその挑戦に立ち向かい、来年私たちに素晴らしい結果をもたらしてくれると確信しているよ」