岐洲匠“佐原”が弱音を吐いて八村倫太郎“土岐”の膝に寝転ぶ姿に胸キュン「キュンシーン過去イチ」の声<佐原先生と土岐くん>
岐洲匠と八村倫太郎(WATWING)がW主演を務めるドラマシャワー「佐原先生と土岐くん」(毎週木曜深夜1:29-1:59ほか、MBSほか)の第6話が1月18日に放送された。佐原(岐洲)が土岐(八村)に弱音を吐いて甘えるようすに胸ときめかされ、SNSでも「毎回キュンシーンがちゃんとあるんだけど、今回のは間違いなく過去イチだった」「保健室の内側のドアノブになりたかった」とコメントが寄せられた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】岐洲匠“佐原”に頭をなでられ硬直する八村倫太郎“土岐” ■体育教師×ヤンキーのピュアで真っすぐな恋愛模様 同作は、鳥谷コウの同名BLコミックが原作の、体育教師とピュアなヤンキーによる“もどかしすぎる”ラブコメディー。けんかっ早いヤンキーの土岐(八村)は、見かけによらずピュア男子。ロクに授業にも出ずけんかと説教を繰り返していたある日、唯一自分と向き合ってくれた担任の爽やかイケメン体育教師・佐原(岐洲)に恋してしまう。ヤンキーな土岐が学校に通う理由は「佐原に会いたい!」ただそれだけ。「佐原を知りたい!!」「気を引きたい!!」ピュアすぎる土岐と佐原の不器用でいちずな恋が始まる。 ヤンキーのピュア男子が一目ぼれするほどの爽やかイケメンな清笠高校の体育教師・佐原一狼(さはらいちろう)役に岐洲、佐原にいちずに思いを寄せるピュアなヤンキー・土岐奏(ときかなで)役に八村が抜てき。 土岐のクラスメートで初めての友達・利瀬竜尚(りせたつまさ)役を曽野舜太(M!LK)、佐原と仲の良い高校3年生で、バスケ部エースの眉目秀麗な藤堂慎治(とうどうしんじ)役を松本大輝、慎治の弟・藤堂拓也(とうどうたくや)役を百瀬拓実、佐原の高校生時代の水泳部の後輩にして、のちに清笠高校に新任教師として赴任してくる猫戸湊(ねことみなと)役を堀海登が演じる。 また、オープニング主題歌は、八村が所属するダンス&ボーカルグループ・WATWINGが歌う「I don’t care」。作詞を八村、作曲を八村・UTAが手掛けている。また、アツキタケトモが歌うエンディング主題歌「#それな」は、佐原のことを知りたくてたまらない土岐のもどかしい気持ちを代弁するような楽曲に仕上がっている。 ■佐原との間に何か気まずい雰囲気が漂う 土岐は問題ばかり起こすヤンキー高校生。ある日、他のヤンキーたちとのけんかが原因で、教頭先生らから厳しく叱責を受けていた。そこへ突然、体育教師の佐原が現れ、事態の仲裁に入る。なぜ自分をかばってくれたのか佐原に尋ねると、佐原は「けんかは駄目だけど、理由も聞かずに怒るのもなって思っただけ」と答え、土岐の傷の手当てをする。その日から土岐は佐原に会いたい一心で、休みがちだった学校に再び通うことを決意する。 文化祭が終了し、高校2年の土岐は進路を考える時期に差し掛かっていた。周りの友人たちが夢に向かって具体的な進路を決めている中、土岐は未だに自分の将来についての明確な答えを持っていないことに焦りを感じ始める。そんな中、清笠高校に新任の教師・猫戸がやって来る。猫戸は偶然にも、佐原の高校時代の水泳部の後輩だというが、佐原との間には何か気まずい雰囲気が漂っていた。 あるとき、階段から落ちそうになった猫戸(堀海登)を助けようとして土岐がトマトジュースまみれになって階段から落ちてしまう。土岐が上半身裸で保健室で目を覚ますと、そこに佐原がようすを見に入ってくる。 ■佐原「俺がこうして俺でいられるのはお前のお陰だ。ありがとな」 「猫戸先生、大丈夫か?すっげぇ具合悪そうだった」と土岐が言うと視線を落とす佐原に、何かあったのかと土岐が尋ねる。佐原は言いづらそうに「猫戸湊は、その…俺の昔好きだった男だ。思いがけず再会して俺も動揺してる。だいぶ克服したと思ったんだけど、正直しんどい。巻き込んでごめん」と言う。「いい!お前のせいじゃねぇし、俺も気にしてねぇ」と土岐が顔をそむけてつっけんどんに言うと、佐原は「じゃあなんでキレてんだよ」と聞く。 土岐は「佐原に腹たってるわけじゃねぇ。佐原が苦しんでるのに、変に勘ぐってた自分に腹立ってんだ。でも、今ちゃんと言ってくれたから良しとする」と佐原の目をまっすぐに見て伝える。佐原は安心したかのように土岐の膝に寝そべって「そこは俺に腹立てなさいよ。昨日は動揺してて気持ちの整理ついてなかった。でも、それに後ろめたい感情はない。それに今、俺がこうして俺でいられるのはお前のお陰だ。ありがとな」と言うと、土岐は照れているようすで目を逸らして「うん」と答える。保健室の外では中のようすを伺っていた猫戸が立ち去っていった。 土岐が服を着ていると佐原は「土岐、俺がまた弱ってたら元気もらっていいか」と聞く。土岐は盛大に佐原の背中をパーで叩き、「いくらでも注入してやるよ」と笑うのだった。 土岐に心を許し、弱音を吐いて甘えている佐原に胸がときめく。そんな佐原を土岐らしいまっすぐさで受け止めているようすも感動的だった。SNSでも「保健室のシーンキュンキュンした~」「毎回キュンシーンがちゃんとあるんだけど、今回のは間違いなく過去イチだった」「保健室の内側のドアノブになりたかった」「佐原先生可愛すぎる、、めろい」とコメントが寄せられた。 ◆構成・文=牧島史佳