山本由伸

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が2日（日本時間3日）、本拠でのダイヤモンドバックス戦前に右肩腱板損傷で負傷者リスト（IL）入りしている山本由伸投手（25）に言及した。 　指揮官は「いつ投げ始めるか分からない。痛みがなくなることが重要」と話した。山本は6月15日に先発したロイヤルズ戦で右上腕の張りを訴えて2回、わずか28球で緊急降板。試合後に「右上腕三頭筋の張り」と発表されたが、検査結果は腱板損傷だった。 　指揮官はその際、「2週間は投げない。その後、肩の状態を確認して問題がなければ、投球を再開することになる」と今後の見通しを語っていた。この日までキャッチボールも始めていない状況で、ロバーツ監督は「キャッチボールを始めて、ブルペンに入れば、（復帰は）より具体的になる」と語った。 　その上で「一番大切なことは彼がその日や次の日も痛みを感じないこと」と慎重だった。 　実際、ドジャースは投手陣のケガが続発。ミラーが4月に右肩を痛めて復帰までに2か月以上を要した。