「嬉しさは半分」久保建英欠場のソシエダ、指揮官は後半の戦いを悔やむも若手を称賛「勝てなくとも改めて祝福したい」
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、ニース戦を振り返った。スペイン『El Desmarque』が伝えた。 25日、ヨーロッパリーグ(EL)第1節でソシエダはニースと対戦。アウェイでの初戦となった。 日本代表MF久保建英はベンチ入りを果たしたものの出番はなし。試合は18分にアンデル・バレネチェアのゴールせソシエダが先制も、ニースがパブロ・ロサリオのゴールで前半終了間際に同点に。後半はゴールが生まれず、1-1のドローに終わった。 今季は公式戦8試合を戦いわずか1勝と大苦戦中のソシエダ。中2日でバレンシアとのリーグ戦が控える中で、若手選手も起用した。 イマノル監督は、前半のパフォーマンスを評価しながらも、後半は難しかったとした。 「すべては一歩ずつだ。前半を振り返ると、オープンな試合で両方のエリアでチャンスがあったとはいえ、自分たちが先制し、ミケル(・オヤルサバル)のチャンスもあった。とはいえ、前半の土壇場で失点したのは残念だった」 「前半は別の意味でとても良かった。後半はボールをあまり持てなかったのは事実だが、多くの疲労もあり、とても良い守備を見せていた。特に前半を見た後では、嬉しさは半分しかない」 また、若手も起用したこの試合。チームの財産でもあるカンテラ出身選手が良いパフォーマンスを見せたこと称えた。 「このチームには個性があり、多くのカンテラーノがおり、デザインも変わっている。多くの選手にとって、これが先発としての初の試合だった」 「私はいつも同じことを言っているが、選手たちは私のアイデアを全力で信じてくれ、たとえ試合に勝てなかったとしても、改めて彼らを祝福したい。多くのメリットがある」 ただ、やはりまだまだ難しい状況であることを認めるイマノル監督。ニースを称え、後半の戦い方を悔やんだ。 「私はレアル・ソシエダの監督であり、ラ・レアルとはカンテラでもある。真実は、簡単ではなかったということだ。なぜなら、ニースが非常に素晴らしい時間を過ごしているこのスタジアムに我々がやってきたからだ。とても大胆で、非常に良い選手がおり、縦に早く、クオリティも高かった」 「後半はフィジカルのレベルが少し下がり、前半のレベルを維持できなかったことは事実だ。だから、嬉しさは半分しかない」
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