第39回21世紀国際書展 グランプリに片岡竹彩さん 「次の自分の理想に向け頑張りたい」
中国大使館文化部賞の森さんは「日ごろから気になった言葉を書き留めていて作品の『自彊(じきょう)』もその一つでした。実際に書いてみて、少字数の2字ながら、落ち着いてうまく入ったと思っていましたが、まさか賞をいただけるとは思っていませんでした。(受賞は)喜びより驚きのほうが強いです」と語った。
同じく文科大臣賞の佐野さんは「50歳の時に書道を始めて30年以上になりますが、こんな大きな賞をいただけるとは思っていませんでした。今回の作品そのものに満足しているわけでもありませんが、料紙(装飾した紙)も手作りで、いまの自分なりの作品はできたと思います」と語った。
21世紀国際書展は7月10~14日、横浜市民ギャラリー(横浜市西区宮崎町)で開催される。入場無料。午前10時から午後6時まで(最終日は午後4時まで)。JR桜木町駅前から無料送迎車によるサービスがある。問い合わせは同ギャラリー(045・315・2828)。
授賞式・祝賀会は7月13日、「HOTEL PLUMM」(同市西区北幸)で行われる。