フルマラソンで4時間切りを目指すランナーをサポート

　アシックスから、フルマラソンを4時間未満で完走する“サブ4”を目指すランナーに向けた新しいランニングシューズ「S4＋ YOGIRI（エスフォープラス ヨギリ）」が登場しました。 【画像】「えっ！…」これが“サブ4”を目指すランナーをサポートするアシックスの最新ランニングシューズです（11枚）

アシックス「S4＋ YOGIRI」

　このシューズの特徴について、アシックスジャパンのパフォーマンスランニングフットウエア部プランニングチーム・金田淳志さんは次のように話します。 「今回発売する商品は、Speed（スピード）、Stability（安定性）、Safety（安全性）、Sub4（サブ4）という4つの要素を備えたランニングシューズ『S4』の最新作です。『YOGIRI』という商品名には『このシューズを着用して4時間切りを達成して欲しい』との思いが込められています。 　2023年開催されたフルマラソンレース“Challenge 4”では、272名のランナーが“サブ4”を達成。そのうち約3割に当たる84名が、前作の『S4』を着用したランナーでした。 　着用するランナーからは、『地面を蹴ったときに思った以上にスピードが出て驚いた』、『自然にスピードが上がるだけでなく、シューズが軽く、クッションも感じられる』など、好評をいただいています」 ●高性能ミッドソールとカーボンプレートが推進力を高める 「S4＋ YOGIRI」のミッドソール（甲被と靴底の間の中間クッション材）は、2層構造になっています。 　上層部には、上位モデル『METASPEED PARIS（メタスピードパリ）』シリーズにも搭載される独自開発の軽量クッションフォーム材“FF TURBO PLUS（エフエフターボプラス）”を採用。前モデルに使用していた“FF TURBO”との比較で約8％軽く、反発性は約8.2％、クッション性は約6％向上させています。 　このクッションフォーム材は、着地と同時に変形・圧縮し、素早く元の形状に戻ることで、跳ね返るような感覚を得られ、ストライドを伸ばすことが可能になります。 　一方、下層部には異なる素材を使用することで跳ね返りを適度に抑え、より“サブ4”ランナーに適したライド感を追求しているのも特徴です。 　また、ミッドソール内の前部から後部にかけ、カーボンプレートを搭載しているのも見逃せません。これにより、着地から蹴り出し時の足の動きを安定させ、効果的に体を前方向へ推進させます。 　アッパーは、部位に応じてメッシュの孔の大きさを調整し、通気性とフィット性を高めたエンジニアードメッシュを採用。 　靴底には、さまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮する“ASICSGRIP（アシックスグリップ）”を採用しており、接地面積を広げることで安定した足運びをサポートします。 　加えて、カカト部のラバーを前部よりも厚くすることで、接地時の耐摩耗性を高めているのもポイントです。 ●製品仕様 ・価格（消費税込）：2万2000円 ・サイズ：22.5～29.0cm（ユニセックス） ・カラー：クールマッチャ×スチールグレー