ジャイアンツが“獲得”も…?巨人のドラフト指名候補(2)話題を呼んだ“超高校級スラッガー”は
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、読売ジャイアンツが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。
モイセエフ・ニキータ(豊川高)
・ポジション:外野手 ・投打:左投左打 ・生年月日:2006年11月29日 ・経歴:豊川高 甲子園で本塁打を放ち、左の強打者として注目されているモイセエフ・ニキータ。伸びしろ抜群で、獲得したい選手といえるだろう。 豊川高のモイセエフは、1年春からベンチ入り。2年夏の愛知県大会ではベスト8で敗退となったが、自身は4試合の出場で打率.467(15打数7安打)をマークした。 新チームとなった2年秋の愛知県大会では、打率.421(19打数8安打)をマーク。同秋の東海大会でも打率.625(16打数10安打)と打ちまくり、見事に優勝。チームを選抜甲子園出場へと導いた。 今春の甲子園では、低反発バットが導入。多くの高校生打者が対応に苦しむ中、初戦で阿南光高の好投手・吉岡暖からライトポール際へホームランを記録した。 ただ、この試合でモイセエフは打席ごとに配球を変えられ、5打数1安打3三振という結果に。確実性には課題を残した。 今夏の愛知県大会ではベスト16に終わり、甲子園出場はならず。それでも、スケールの大きさや将来性があり、スカウトからの評価は高い。 また、現在の読売ジャイアンツでは、長打を打てる左打者が少ない。丸佳浩はベテランの域に達しており、秋広優人などもやや伸び悩んでいる。 将来のチームを考えると、長打を打てるモイセエフは、魅力的に映るのではないだろうか。
ベースボールチャンネル編集部