大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文3完)公務に恥ずべき点はない
自身の政治資金収支報告書に多額の記載漏れがあった問題で、大阪・堺市の竹山修身(おさみ)市長は22日午後、同市議会議長に辞職願を提出した後、記者会見を行った。 【動画】堺市の竹山市長が辞職願を提出 2億円超の政治資金記載漏れ ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「堺市の竹山市長が辞職願を提出 2億円超の政治資金記載漏れ」の会見開始時間を基準にしております。 ◇ ◇
確認団体の残高証明は付いていると発言していたが?
読売テレビ:読売テレビの【コダマ 00:35:42】といいます。前回の訂正された資料の提出後の囲み取材で、確認団体の残高証明が付いていないという指摘があって、そのときに、いや、付いていると思いますって発言されたんですが、やはり付いていないので。 竹山:付いてなかったですね。今、請求しています。また別途、お示ししたいと思っています。 読売テレビ:またわれわれに提出予定という。 竹山:もちろん、はい。 読売テレビ:あと、内容についてなんですけれども、ゆうちょと、りそなとってあったかと思うんですけれども、あとは収支報告書の中で三井住友銀行の明細も見つかったんですけれども、それが載っていないと思うんです。それについてはどういった口座になるんでしょうか。 竹山:三井住友の口座はなかったと思うんですが、ありましたか。振り込みであったん違います? それはその担当者の方が三井住友から振り込まれたん違います? 読売テレビ:三井住友銀行の口座があるわけではない。 竹山:はい。口座あるのはお示ししただけです。
支持者に対してどう思うか
朝日新聞:すいません、たびたび。堺は1つということで言うと、竹山さんは就任以来、堺市の維持というのを努めていくんだということで打ち出して、特に大阪維新と対峙してきた13年と17年では広範な支持を集めていかれました。今回のことは、さっきそういう【勢力に引き続き 00:37:26】という話がありましたけれども、そういうふうな思いも込めて、支援してくださった方々への非常に大きな打撃だと思いますし、そこの部分のご自身としての責任は極めて重いと思うんですが、そういった支持してくださった方に対してはどのように思っていらっしゃいますか。 竹山:おわびしたいと思います。市政に対する信頼、そして私に対する信頼をやっぱり失ったということは大きな問題でございます。そういう意味で、堺は1つをしっかりとこれからも守っていただける、推奨していただける方々に不信を与えたことは、非常に私として慚愧に堪えません。 朝日新聞:もっと率直に言うと、そういった勢力でない側の、維新などの勢力に次期市長選で攻勢を強められることは確実だと思うんですけれども、そういうふうな竹山さんご自身の【強い意思でいれば 00:38:37】それを明け渡さずに済んだのではないかという思いも今後は出てくるかもしれないんですけれども、その辺はどうですか。 竹山:非常に不徳の致すところです。それこそ、やはりそういう方々の思いに反してやってしまった行為について私自身も反省しなければならないと思います。管理監督を怠った責任は大やと思います。 朝日新聞:きのうご決断されたということですけれども、この間、われわれも議会ももっと早く辞職すべきだったというふうにかねてより質問をさせていただいたと思うんですけれども、ここに至るまでにそのご決断をすることはやっぱり難しかったんですか。 竹山:難しかったです。これからのことを考えてみた場合、百舌鳥・古市やいろんな大きな仕事があります。それをしっかりやっていくのが私の責任やと思うてました。ただ、ここまできた場合に、先週の記者会見およびそれ以降のことを考えたら、ちょっとこのままでは、もう区切りを付けなければならないなというふうに思ったところでございます。