「令和のねずみ男」を名乗る犯人からの声明文が/「イップス」第10話あらすじ
篠原涼子(50)とバカリズム(48)がダブル主演を務めるフジテレビ系「イップス」(金曜午後9時)の第10話が14日、放送される。今作は“書けなくなった”ミステリー作家と“解けなくなった”エリート刑事の「絶不調バディ」が事件を解決するミステリーコメディー。バカリズムの演者としてのGP帯連ドラ主演は初めて。 ▼第10話あらすじ あるビルのエレベーター内で、神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗)が何者かによって射殺される。壁には「令和のねずみ男」を名乗る犯人からの声明文が貼られており「この男、10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人間を殺した悪人の一人。法に代わり天誅(てんちゅう)を下す」と記されていた。 黒羽ミコ(篠原)はこの事件に興味を示すが、森野徹(バカリズム)から「管轄外」と言われてシュンとなる。そんなミコに、森野は相談事を持ちかける。女性にプレゼントを贈りたいのだという。 数日後、都内のホテルの一室で、鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太)が殺害される。そこにも「令和のねずみ男」による犯行声明文が貼られていた。鍋鳥建設は剛谷トンネルの工事を請け負った会社だが、串鉄に多額の賄賂を贈って工事を受注するも、手抜き工事のせいで崩落事故を引き起こしたといううわさがあった。するとそこに、フリーのジャーナリスト・新正誠(野村周平)が現れ、取材をさせろと機動捜査隊の酒井純平(味方良平)らともめ始める。新正は、疑惑があっても裁かれていない権力者らを糾弾する記事ばかり書いている男だった。しかも新正は、警察発表されていない「令和のねずみ男」のことをなぜか知っていた。新正のことを調べた森野は「正義感が強すぎて危険な人物」だと判断する。 そんな折、森野は姪っ子の木原茜(松田るか)に会う。だが実は、茜は新正と恋人関係にあり…。