「アメリ」監督の長編デビュー作「デリカテッセン」4Kレストア版が1月公開
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネがマルク・キャロと監督を務めた「デリカテッセン」の4Kレストア版が、2025年1月10日より東京・シネマート新宿ほか全国で公開されるとわかった。 【動画】「デリカテッセン 4Kレストア版」予告編はこちら 1991年に製作された「デリカテッセン」は、核戦争により荒廃した近未来のフランス・パリを舞台としたブラックコメディだ。ある精肉店にやってきた元ピエロのルイゾンは、アパートも兼ねるこの建物のなんでも屋として住み込みで働き始める。しかしこの店の主人には彼のような流れ者を殺し、肉にして売っているという秘密が。ルイゾンに好意を抱いた主人の娘ジュリーは、父の魔の手から彼を救おうと試みるのだった。キャストにはドミニク・ピノン、マリー・ロール・ドゥニャ、ジャン=クロード・ドレフュス、カリン・ヴィアールが名を連ねている。 このたび、ジュネの監修によって4Kレストア版が制作された。YouTubeでは予告編が公開され、奇妙な隣人たちの姿や、阿鼻叫喚となる物語の一端が確認できる。映画評論家の森直人は「映画自体がアンティークショップに置いてある機械仕掛けのおもちゃのようだ」とコメントを寄せた。 JAIHOが提供する「デリカテッセン 4Kレストア版」の配給はDiggin’が担う。 (c)1991 STUDIOCANAL