打ちたて香りよし 富山県南砺市・利賀で「新そば祭り」、旬の味求め長い列
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県内外の新そばが楽しめるイベント「新そば祭りinTOGA」が26日、富山県南砺市の利賀国際キャンプ場周辺で始まった。市内外から訪れた大勢の人が香りを楽しみ、旬の味に舌鼓を打った。27日まで。 富山産、長野産、青森産の計4種類を5千食分用意した。 全国麺類文化地域間交流推進協議会が段位を認定している「そば打ち名人」の55人が手打ちで提供。来場者は間近で鮮やかな手つきを楽しんだ。 打ちたてを求める人で長い列ができ、青森県産の「階上(はしがみ)早生(わせ)そば」を味わった富山市婦中町羽根の浦野紀子さん(51)は「香り、こしがとてもいい」と笑顔を見せた。初日は2600食を販売した。 利賀産のイワナの塩焼きや五平餅、アユの唐揚げなど地元の味覚も販売。地元児童や利賀村むぎや節保存会による民謡の披露などもあった。 イベントは過疎化が進む地域を盛り上げようと、地元住民が中心となって昨年初めて開いた。利賀地域づくり協議会などでつくる実行委員会主催、北日本新聞社共催。