NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文3)劇場での謝罪は要求していない
被疑者だけに責任を落とし込むのは違和感があるが
新潟放送:BSN新潟放送です、よろしくお願いします。今回、スタッフとメンバーの処分は不問にするというふうにおっしゃっていたと思うんですけども、事件そのものにメンバーの関与がなかったというふうには書いてありますが、そのきっかけとしてつながりという部分が関係していたのは指摘されているかなと思うんですけれども、そこでその組織の運営とか、被疑者だけに責任を落とし込んでいるのがちょっと違和感があるんじゃないかなと思うんですが、そこはいかがですか。 松村:被疑者と、すいません。誰に責任を落とし込んでいるとおっしゃいました? 新潟放送:運営側。 松村:はい。今もご指摘をずっとしていただいておりますし、私のほうでのやっぱり認識と状況把握の甘さということがかかる事態を生んでいると思います。やはりこの、責任者がしっかりと指揮系統、命令をはっきりと通達していれば、やはりそれに関してちゃんとした報告も上がってくるでしょうし、通達だけではなくそれを引き続き、私のほうがしっかりと情報を上げるようにということを繰り返しやっていれば、こういう事態になっていかなかったのかなということは、もう私自身、深く反省しておりますし、皆さまからもご指摘を受けているので、その都度さらにその思いを深くしている状況でございます。 従って、先ほど申し上げましたように私自身の処分ということも行われておりますし、その辺りをご理解いただければなという感じでございます。 新潟放送:報告書にもあるように、グループが会いに行けるアイドルとして売っているかと思うんですが、そこでも、さっきも線引きが難しいというふうにおっしゃっていましたが、今後スタンスとして何かちょっと変えていく部分とかがあったら教えてください。 松村:私ども、NGTのファンの皆さまも大多数、大部分の方が非常に純粋に私どもNGTのグループおよびメンバーを応援してくださっている方々です。ファンということですし、やはりエンターテインメントなので、しかも握手会だとか劇場公演という、会いに行けるアイドルを標榜しているチームなので、NGTは、そういった意味ではやはり、ファンの方々へのサービスというのは一方ではちゃんとしていかなければいけないと。 そういう多くの方々、純粋に、本当に応援してくださっている方々への気持ちもしっかりと伝えなければいけないので、今後、ただそのつながりの範疇というのは、この報告書の中でも指摘を受けているように曖昧な感じがしておりますので、これはもうメンバーおよびスタッフと本当に話し合って、意識をやはり改めてもらうようにしなければいけないかなと。 特に握手会では、やはり握手だけではなくいろんな、言葉を交わしたりということがございますので、その際にスタッフが、マネージャー、セキュリティーのスタッフがそのやり取りとかも注視しなければいけないのかなと。ただそれがやはり、本当に大多数のファンの方々は純粋にいろいろ、私どものイベントに参加していただいている方なので、そういう方々をそういう目で見るというのは一方ですごく、われわれとしても心が痛むかなというふうには思います。 ただ、本当にありがたいことに、ファンの皆さまは非常にそういうことに関して理解をしてくださる方がすごくいるので、甘えてはいけないんですけれども、ファンの方々とまたもう一度1つずつ積み重ねていけたらなというふうに思っている次第でございます。 新潟放送:ありがとうございます。 司会:そのほか、いかがでしょうか。 松村:どうぞ。じゃあ3列目の男性、はい。 【書き起こし】NGT48暴行事件 第三者委報告を説明 全文4に続く