ナポリがアチェルビの差別疑惑に声明…調査打ち切りに反発 | セリエA
インテルに所属するDFフランチェスコ・アチェルビの人種差別疑惑について、ナポリが声明を発した。 ナポリは日本時間28日のセリエA第29節でインテルと対戦して1-1でドロー。試合後、ナポリのDFフアン・ジェズスはアチェルビから差別的な発言を浴びせたと証言していた。 アチェルビが直後に謝罪したことで当事者間では解決したとも伝えられていたが、同選手は3月のインターナショナルマッチウィーク中のイタリア代表活動から離脱。発言が事実であれば、最大10試合の出場停止処分となる可能性もあると見られていた。 しかし、イタリアサッカー連盟(FIGC)は26日、外的な証拠が不十分だとして調査の打ち切りを発表。アチェルビが処分を受けることは、現時点ではなくなった。 一方、ナポリはこのことについて不服を表明。以下のように、FIGCの決定を支持しないことを明かした。 「フットボール機関による人種差別に対する取り組みを、私たちはこれ以上支持できない。私たちは私たちが採り続けてきた方法を今後も継続する」