チームメイトに祝福される大谷

　ドジャース・大谷翔平投手（30）が19日（日本時間20日）、敵地マイアミでのマーリンズ戦で自身初となる3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点、2盗塁と歴史的爆発。史上初となる50本塁打、50盗塁の「50―50」を達成したのもつかの間、すぐさま51号を放ち「51―51」に塗り替えた。 【動画】とんでもない！大谷翔平51－51の瞬間 「50―50」の裏で、松井秀喜氏が保持した日本選手最多打点（116）をあっという間に更新する120打点、1試合10打点は球団初…など、もはや何が何だかよく分からなくなる記録ラッシュ。SNSやネット上は「おめでとう」といった祝福メッセージで瞬く間に埋め尽くされ、Xでは「大谷さん」「MLB史上初」「打点10」「大谷ホームラン」など大谷関連のワードが続々とトレンド入りした中、「やり過ぎ」も〝ランクイン〟。 　試合中から「50―50」への達成に期待が高まっていったが、そうした想像をはるかに上回る爆発力に「大谷さんやり過ぎ」「フィクションでもやり過ぎ」「もういろいろやり過ぎて何をお祝いしたらいいのか分からん」とファンたちも混乱したようだ。 　とにもかくにもチームは20―4で劇勝し、ポストシーズン（PS）進出が決定した。大谷にとっては初めてのPSだ。試合後のロッカールームではロバーツ監督らナインとシャンパンで乾杯。大谷もグラスを一気に飲み干した。自ら望んだ「ヒリヒリとした戦い」が始まる。