まだ間に合う!神在月に行くべき縁結びの地、島根・出雲。ド定番からドラマロケ地まで一度は見たい建築5選
縁結びの神様として知られる出雲大社のある島根県・出雲市。最近ではドラマ「VIVANT」のロケ地となり、さらなる話題を呼びました。出雲大社がとにかく有名ですが、実はそれだけではないのです。レトロ建築や有名建築家の手掛けた施設など、出雲エリアにある建築好きなら訪れたい場所をご紹介。ちょっと離れた寄り道スポットも!さあ、出雲旅の計画を始めませんか? 【写真集】縁結びの地、島根・出雲のおすすめスポット
神無月・神在月とは?神在月にはどんな神事が行われるの?
「神在月(かみありづき)」という言葉を聞いたことはありますか?10月の別名は「神無月(かんなづき)」ですよね。そのいわれは諸説ありますが、全国の神々が出雲大社に集まり、留守になることから、出雲以外の国々が「神無しになる月」だからなのだとか。 一方、出雲の国には全国から八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集ってきます。ですから、出雲地方では10月を「神在月」と呼ぶのです。 そして、旧暦10月=現在の11月末に出雲の各神社では「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。 出雲大社では、神在祭を毎年 旧暦10月11日・15日・17日(2023年の場合は、11月23日・27日・29日)に執り行うのです。神々が滞在するのは7日間。縁結びや来年の収穫など、さまざまなことを決めていくのだそう。この祭事期間に粗相しないように、出雲の人たちはひたすら静かに暮らします。もちろん、お祭りには参列できません。(境内での参拝は可能)ですが、人々の幸縁結びを祈る祝詞が奏上される「縁結大祭」は参列できます!気になる方は、出雲大社HPをチェックを。 それでは、出雲で絶対に訪れたいスポットを見てみましょう。
出雲大社
縁結びの神様として知られる、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りする出雲大社。巨大な「大注連縄(おおしめなわ)」が印象的。これは本殿ではなく神楽殿にあるもの。国宝の本殿は非常に大きく、高さ約24m、柱間が約11m四方あり、木造の本殿建築としては国内最大規模。日本最古の神社建築様式「大社造」でつくられています。いい伝えによると、大昔の本殿は今の2倍の高さの48mあったそう。雄大な建築物を堪能してみて。