03年関屋記念など重賞3勝オースミコスモ死す…25歳、02年牝馬3冠皆勤
03年関屋記念、04年中山牝馬S、福島牝馬Sと重賞を3勝したオースミコスモ(牝、父フジキセキ)が17日、けい養先のCalm days farm(北海道浦河町)で帰らぬ馬となった。引退馬協会が公式サイトで発表。25歳だった。 01年に栗東・中尾正厩舎所属でデビューし、新馬、赤松賞と連勝後、阪神JF3着。02年は始動戦のチューリップ賞2着で賞金を加え、桜花賞11着からスイートピーS勝ちを挟んでオークス14着、秋は紫苑Sの勝利をステップに秋華賞7着と牝馬3冠皆勤を果たした。 05年阪神牝馬S9着後に引退、繁殖入り。21年の繁殖引退後、引退馬協会の受け入れ馬となった。 16日夜に自力で立てなくなり、介助を試みるも厳しい状態となり、苦痛を長引かせないために安楽死の処置が取られた。