「1月にスポルティングの選手は獲得しない。夏まで我慢(笑)」マン・U指揮官就任のアモリムが語る
スポルティングCPのルベン・アモリム監督は、マンチェスター・ユナイテッド指揮官就任の直前に記者の質問に答えている。 【順位表:プレミアリーグ】 2020年からスポルティングCPの指揮を執り、2度のリーグ制覇を達成したアモリム監督。先日にはチャンピオンズリーグの舞台でマンチェスター・シティを破る(1-4)などその手腕が世界中で高く評価されてきたが、新監督を探すマンチェスター・Uの指揮官に就任することが決定した。10日のブラガ戦を最後にスポルティングCPを離れ、11日からプレミアリーグの名門クラブを率いることになる。 そしてアモリム監督の就任により、マンチェスター・Uの1月の移籍市場に注目が集まることに。公式戦17試合で23ゴールを奪うエースFWヴィクトル・ギェケレシュなど、スポルティングCPの選手を引き抜く可能性も伝えられていた。 しかし、指揮官本人は会見で「1月には(スポルティングCPの選手は)獲得しないよ」と噂を否定。「夏についてはわからない。大事なのは夏まで我慢することだね(笑)。スポルティングは本当に良い選手ばかりだよ。わからないし、様子を見るよ」と答えている。 また、スポルティングCPでの時間を振り返り「優勝できたかもしれないタイトルはもっとあったね。スーパーカップもそうだし、ポルトガルカップもそうだ。でも、結果的にはうまくいったと思うよ。もっと優勝もできたはずだが、これほど勝てるとは誰も予想していなかったはずだ」と結果を誇った。 また、アモリム監督指揮下で大きく成長し、今季も11試合で5ゴール6アシストと大活躍のペドロ・ゴンサウヴェスにも言及。一部ではマンチェスター・Uへの引き抜きも噂されたが、26歳アタッカーを称賛した。 「世界中のどのチームでも、どんな選手とも一緒にプレーできるよ。素晴らしい選手だ。どんなクラブにだって連れていけるさ。面白いヤツで、個人的な関係も良い。だが、彼は非常に頭の良い選手だ。今年はチャンピオンにならないといけないし、スポルティングに集中しなければいけないよ。それでも、世界中どんなチームでも活躍できるさ」