日本はエース不在でも「脅威のまま」 インドネシアが警戒…注目した数字「23/27」
インドネシアと対戦も、最終予選4試合すべてで先発を務めた上田が不在
森保一監督率いる日本代表は11月7日、千葉県内で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で戦う11月のインドネシア戦(15日=ジャカルタ)、中国戦(19日=廈門)に向けたメンバー27人を発表した。会見で森保監督はインドネシアの帰化選手について「すべて把握している」と語ったが、対戦するインドネシアも日本をしっかり分析していそうだ。「CNN」インドネシア版が報じている。 【一覧リスト】森保ジャパンが「世界13位」 “ドイツ超え”最新ランキング「言葉を失った」 今回の日本代表における最大の変化は、これまで最終予選4試合すべてで先発を務めてきたFW上田綺世(PSV)の不在だろう。記事でも見出しに「上田綺世がインドネシア戦は欠場だが、日本は脅威のまま」と、ここまで3勝1分けと無敗で首位を走るチームを警戒している。 ここまでの最終予選で上田は2得点2アシストを記録しているが、「CNN」は「主砲である上田綺世が不在でも、W杯最終予選でインドネシアと戦う日本の力は落ちない。サムライブルーは、ガルーダのゴールを脅かせるアタッカーを何人も蓄えている」とし、最終予選ですでに2得点を挙げているFW小川航基がクラブでも好調であることを伝えた。 さらに「日本の攻撃陣は最終予選で高パフォーマンスを見せているMF久保建英、MF南野拓実にも支えられている。南野は2ゴール、久保は1得点を挙げている。また森保監督はヨーロッパのトップリーグでプレーする選手たちを多数招集している。27人のうち、23人が日本国外でのキャリアを持っている。わずか4人がJリーグの選手だ。中盤にはリバプールのMF遠藤航とスポルティングの守田英正が、前線にボールを供給する準備ができている。ウイングを見れば、ブライトンのMF三笘薫がスピードと加速力で脅威を与えられる」と、森保ジャパンへの警戒を強めている。 上田が不在でも選手層の厚い日本代表だが、前節の中国戦で今最終予選初黒星を付けたインドネシアを相手に、2試合ぶりの勝利を挙げることができるだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部