高齢者の交通事故多発 福島署が警戒警報 取り締まりや啓発活動を強化
福島署は6日、管内で高齢者の重傷事故が相次いでいるのを受け、高齢者交通事故多発署警戒警報を出した。期間は10日までの5日間。交通指導取り締まりや広報啓発活動を強化する。 福島市堀河町の国道115号交差点で10月31日午後4時50分ごろ、60代女性の乗用車が70代男性の自転車と衝突。男性は鎖骨を折るなどの重傷を負った。 5日午前11時ごろには同市矢剣町の市道で70代女性の乗用車が道路をはみ出し、駐車していた乗車に衝突した。そばを歩いていた60代女性が衝突した車両と接触し外傷性くも膜下出血などの重傷、70代女性も肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷だった。 同日午後1時55分ごろには、同市永井川字続堀の市道丁字路交差点で80代女性が自転車を押しながら横断している所を、30代男性の乗用車にはねられた。女性は右手首などを骨折した。 (県北版)