『nuts』ギャルモデル&ダンサー・HARACHANの原点「一度はギャルの道が閉ざされた」
名古屋まで通ってポージングの練習をしていた
──専属モデルになったタイミングで上京したんですか? HARACHAN 最初は地元の栃木から通っていました。専属モデルになって半年後ぐらいに、サイバージャパンに加入したんですが、そのときも地元にいて。でも撮影のたびに東京に来るのは時間も交通費ももったいないじゃないですか。それで上京しました。 ──CYBERJAPANに加入した経緯を改めて教えてください。 HARACHAN nutsに加入した当時は、田舎から出てきたド素人みたいな感じでポージングも分からない状態。でも周りはインフルエンサーとか、知名度のある子ばかりだったので、負けたくない気持ちが強くて。それで名古屋在住のカメラマンさんにお願いして、月1・2で栃木から名古屋に通って、めちゃくちゃポージングの練習をしていたんです。 あるとき、撮影に行ったらたまたまCYBERJAPANの渡辺シスターズがいらっしゃって。お二人ともめちゃくちゃ綺麗で、見ているうちに私もCYBERに入りたいという気持ちが強くなったんです。その話をしたらカメラマンさんがCYBERの社長と繋いでくれて、面接を受けることになり、合格しました! ──面接ではダンスも披露するんですか? HARACHAN 後で聞いたらダンスを見せた子もいたらしいんですが、私の場合は質疑応答だけで、「おぉ! いいねぇ。合格!」みたいな流れでした(笑)。 ──CYBERJAPANに加入して、まずは何をやるんですか? HARACHAN やっぱりダンスですね。デビューステージでダンスを披露して、そこから遠征など、どんどんチャンスを与えてくださって。 ──ゴーゴーダンサーはどういうところが難しいですか? HARACHAN 一番はヒールですね。ピンヒールで踊るのは、いまだに大変です。最初は先輩が指導してくださるんですけどそれも1、2回だけで、あとは独学で覚えなきゃいけない。それぞれ振りもバラバラで、自分で考えなきゃいけないですから。 ──デビューステージは緊張しましたか? HARACHAN 私、心配性だしめちゃくちゃ緊張するんですよ。いまだに本番は緊張しますね。特に去年出た「ULTRA JAPAN 2023」はお客さんの数もすごかったので、緊張もレベチでした。 ──プライベートでクラブに行くことはあるんですか? HARACHAN ほとんど行かないです(笑)。基本、家にいたいんですよね。意外とひきこもっています。ずっとワンちゃんと過ごしたり、アニメを見たりして過ごしています。 ──最後に今後の目標をお聞かせください。 HARACHAN 念願だった写真集も出せましたし、満足のいく仕上がりだったので、これを機にグラビアの数は減らして、女性からも支持される活動に力を入れていきたいです。CYBERJAPANの活動もできる限りは続けていきたいですね。 (取材・文/猪口貴裕)
猪口 貴裕