今年のルーキー一番星・柴田裕一郎が〝思い出の地〟小倉で来週復帰 「レベルアップした姿を」
5月28日に栗東トレセンで調教中に放馬した馬に蹴られ、右足首骨折のため休養を余儀なくされていたルーキー・柴田裕一郎(19=栗東・中竹)が、6月29日から調教騎乗を再開。来週(13日)の小倉競馬からの復帰を予定している。 柴田裕は「来週からは万全の状態で復帰できます。ケガをする前よりも、レベルアップした姿を見せられるように頑張りたいです」と意気込みを語った。一方、同騎手の父であり中竹厩舎の番頭を務める柴田雅章助手は「見ている感じだと特に違和感なく乗れていますね。ケガだから仕方なかったですが、本人は悔しかったでしょうから。デビューしてちょっとレースに慣れてきたころのケガだったので…。これからまた焦らずに頑張ってほしいですね」と復帰に向けてエールを送った。 同騎手はデビュー初日となる3月2日の小倉8Rで自厩舎のアリスヴェリテに騎乗し、今年のルーキー初勝利を達成(※JRA通算4勝=6月30日現在)。思い出の地に再び戻ってきた、飛躍著しい若武者の手綱さばきに要注目だ。
東スポ競馬編集部