欠航続くフェリー屋久島2 3月中に運航再開の見通し 鹿児島県と屋久島町は物流対策連絡会を初開催
南日本放送
去年10月から欠航が続いている「フェリー屋久島2」が、3月にも運航を再開する見込みとなりました。 運航する折田汽船によりますと、「フェリー屋久島2」は、去年10月の定期点検で、エンジン関連の部品に不具合が見つかりました。 国内に部品の在庫がなく、運航再開のめどが立っていませんでしたが、海外のメーカーから「3月25日ごろ納品できる」と回答があり、3月中の運航再開を目指しているということです。 2か月以上続く運休を受けて、鹿児島県と屋久島町は8日、物流への影響について意見を交わす連絡会を初めて開きました。今後、出荷シーズンを迎えるタンカンなどへの影響を懸念する声が上がったということです。 (鹿児島県 竹内文紀・地域政策総括監)「輸送手段の確保は絶対に必要。事業者と緊密に連携をとって、代替輸送手段の確保に向けて取り組んでいきたい」 屋久島2の欠航に伴い、いわさきグループの貨物フェリー「ぶーげんびりあ」が屋久島へ週3回の臨時運航を続けていて、町は「運航再開まで継続を調整していく」としています。
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