【ボートレース唐津】SGウィナーの定松勇樹が地元凱旋/ウエスタンヤング
PGI「ヤングダービー」の前哨戦としても注目度が高い、ボートレース唐津のGⅢ「第11回ウエスタンヤング」が15日に開幕する。参戦を予定していた羽野直也が発熱で前検不合格となったのは惜しまれるが、多摩川「ボートレースオールスター」を制してSGチャンプの仲間入りをした定松勇樹を筆頭に、GIタイトルホルダーの末永和也、新開航らを中心に優勝争いが展開される。 地元凱旋となった定松は「地元だし、恥ずかしいレースはできません。優勝を目指して頑張ります」と熱く意気込みを語り、前検一番時計を叩き出すなど機力も好ムードだ。 初日は12Rで「ドリーム戦」を行う。羽野の欠場で1号艇は定松、6号艇には入海馨が繰り上がった。前検気配は定松以外にも、「悪いところはなかった」末永、スリット近辺に余裕ありの入海が臨戦態勢。対照的に2号艇の佐々木完太は「ちょっと下がっていました」で、変わり身が急がれる。 注目エンジンはパンチ力十分でツートップの19号機が戸敷晃美、29号機は溝口海義也の手に渡った。GW戦を制した宮地元輝が「パワーがある」と話した16号機は加倉侑征、19号機と共に優勝3回を数える27号機は篠原飛翔がゲット。2節前に豊田健士郎が優勝してターン回りが軽快な56号機は地元の牧山敦也が乗り継ぎ、「体感も良かった」と手前の足に好感触を得ていた。
マクール