リバプールがスパーズに6発大勝 マンUはボーンマスに屈辱的敗戦
【AFP=時事】24ー25イングランド・プレミアリーグは22日、第17節の試合が行われ、リバプールはモハメド・サラーの活躍でトッテナム・ホットスパーに6-3で圧勝した。一方、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地でボーンマスに0-3の屈辱的な敗北を喫した。 【写真】敗戦に落胆するブルーノ・フェルナンデス サラーは2ゴール2アシストを含む圧巻のパフォーマンスを披露した。これでクラブ通算229ゴールとし、ビリー・リデルを抜いてイアン・ラッシュ(346ゴール)、ロジャー・ハント(285ゴール)、ゴードン・ホジソン(241ゴール)に次ぐ歴代4位に立っている。 驚異的な攻撃力を見せつけたチームは、ルイス・ディアスとアレクシス・マック・アリスターのゴールで2点を先行して主導権を握ると、相手に1点を返されたが、ドミニク・ショボスライが3点目を奪って前半を終えた。迎えた後半はサラーの2ゴールに加え、ディアスも再びネットを揺らし、敵地で大勝を収めた。 リバプールはこれで今季公式戦25試合中21勝を挙げ、1試合消化が少ない中で、この日エバートンと0-0のスコアレスドローに終わった2位チェルシーに勝ち点4差をつけている。 対するスパーズ(トッテナムの愛称)は、アンジェ・ポステコグルー監督の高いディフェンスラインにこだわる戦略が裏目に出て、1997年以降では初めてホームでのリーグ戦で6失点を喫した。ジェームズ・マディソン、デヤン・クルゼフスキ、ドミニク・ソランケが得点したが、今シーズンリーグ8敗目で11位に低迷し、ポステコグルー監督への圧力が高まっている。 ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、再びマーカス・ラシュフォードをメンバー外としたが、11月からの短い在任期間で最悪の結果に終わり、悲惨なクリスマスを迎えることになった。13位に沈むユナイテッドは、エリック・テン・ハーフ前監督に代わってアモリム監督が就任してから、公式戦9試合で4敗している。 アモリム監督は、チームがトップレベルへ戻るには長い時間がかかると信じているが、フットボールリーグカップのトッテナム戦に続く連敗は、指揮官がそう考える理由を裏付けるものだった。ハーフタイムにはブーイングを浴び、試合終了のホイッスルが鳴ると、屈辱的な最後まで残っていた数少ないファンからもやじが飛んだ。 ウォルバーハンプトン・ワンダラーズは、残留争いのライバルであるレスター・シティに3-0で勝利し、ビトール・ペレイラ新監督にとっては理想的な初采配となった。これでチームは17位レスターと勝ち点2差の18位に浮上している。 最下位サウサンプトンは、新指揮官に就任するイヴァン・ユリッチ氏がスタンドから観戦する中で、フラムと0-0で引き分けた。【翻訳編集】 AFPBB News