「サポーターも含め、一つになれる」西大伍が考える、“古巣”神戸がまとまった要因は? 大迫&武藤と共に評価した2選手は...
齊藤の大怪我で「あいつのために戦おう」
J3のいわてグルージャ盛岡でプレーする元日本代表DF西大伍が、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。初優勝を果たしたヴィッセル神戸について語った。 【動画】「簡単に言うと大迫と武藤」西大伍が初優勝、古巣・神戸の強さを語る 2019~20年に在籍した古巣による快挙の要因に、西はチームのまとまりの強さを挙げる。そのきっかけの一つが、MF齊藤未月を襲ったアクシデントだと考えているようだ。 24歳の齊藤は、湘南ベルマーレ、ロシアのルビン・カザン、ガンバ大阪を経て今季に加入し、アンカーに定着。22試合に出場していたが、第24節の柏レイソル戦で負傷し、全治1年の診断を受けて戦線離脱した。西は、この悲劇がチームの団結力を高めたと推測する。 「あいつのために戦おうというのは、やっぱり、まとまりやすい一つの要因。サポーターも含め、一つになれる」 また、今年の神戸の特徴は「簡単に言うと大迫(勇也)と武藤(嘉紀)」と断言。前者はJ1得点ランキングもトップの22発で叩き込み、後者は10ゴール・10アシストを達成する活躍でチームを牽引した。西は、「彼らが1年を通じて試合に出続けられたのは、たしかにデカい」として、「2枚を中心に分かりやすいサッカー」と評する。 一方、「場面で見ていくと、若手が良いプレーをしている」と主張する。自身の背番号「22」を継ぎ、今季は32試合・7得点のMF佐々木大樹は「活躍していた」と賛辞。センターバックで25試合に出場して守備の要となったDF山川哲史は、共闘した当時から「余計なことをしない良さ」に注目していたと振り返り、「成長も感じられる」と評価した。 チームのシーズン序盤から首位を走っての戴冠については、「追いかけられるのは難しい。そのなかで勝ったのは凄い。どこかで落ちると思っていたけど、そのまま行った」と称える。最後に「ヴィッセル神戸に関わる皆さん、おめでとうございます。俺も関わった一人として嬉しいです」と締めた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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