夏へ向け頑張る 明石商・狭間監督 /兵庫
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、第92回選抜高校野球大会の中止が決まった後、明石商の狭間善徳監督=写真=が16日、報道陣の取材に初めて応じ「中止は残念だが、夏(の甲子園大会)へ向けて頑張るしかない」と表情を引き締めた。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 狭間監督によると、学校の授業再開に伴い、16日に初めて、大会の中止を監督から選手に直接伝えた。来田涼斗主将(2年)は「中止はしかたない。夏へ向けて今は気持ちを切り替えている」と応じ、中森俊介投手(同)も「来田と同じです」と答えたという。 狭間監督は「夏へ向けて活気ある練習ができた。『最悪の状態で最善を尽くす』が合言葉なので、練習も活気があり、選手の気持ちがうれしかった」と話した。【浜本年弘】 〔神戸版〕