ドジャース、スネルと5年272億で合意と正式発表…「再び王者になることが待ちきれない」…大谷や山本らと豪華4本柱形成
ドジャースは30日、サイ・ヤング賞2度獲得した左腕ブレイク・スネル投手(31)と5年総額1億8200万ドル(約272億円)で契約合意したと発表した。米メディアによれば、契約金として5200万ドル、後払い額は6200ドル。スネルはジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていた。レイズ、パドレス、ジャイアンツに続き、4球団目となる。スネルはチームの公式SNSに配信された映像で「ドジャーになることができて興奮している。再び、ワールドシリーズで勝つことが待ちきれない。ドジャースタジアムで会いましょう」とファンにメッセージを送った。 トップスターター獲得が今オフの優先だったドジャースが好左腕を獲得した。レイズ時代の2018年、パドレス時代の23年にサイ・ヤング賞に輝いたスネルだ。ドジャースは来季、大谷翔平、ゴンソリン、メイらが先発ローテーションに復帰するが、グラスノーを含めて怪我明けの投手が多い。さらに、大谷の復帰で6人で先発ローテーションを回すことが確実で、柱になる先発を探していた。現時点で大谷、山本由伸、グラスノー、スネルと豪華4本柱が形成されることになる。 今季、ジャイアンツに加入したスネルは、契約時期が開幕直前になった影響からか前半戦は精彩を欠き、怪我にも泣かされ、全く活躍できなかった。しかし、後半に入って輝きを取り戻し、8月には初のノーヒットノーランを達成するなど、月間2勝0敗、防御率1.64で月間最優秀投手賞を受賞した。メジャー通算9年で、通算76勝58敗、防御率3.19の成績。
中日スポーツ