音声操作で運転中にメッセージのやり取りができる!日産が「Nissan Message Park」の運用を開始
日産自動車は12月11日、同社のコネクテッドサービスNissanConnectの会員を対象とした新たなサービスとして、車載機器や音声操作を通じて運転中でもスマートフォンに届いたメッセージの確認や返信ができる「Nissan Message Park」の運用を開始した。
受信したメッセージをAndroid Autoと連携したGoogleアシスタントを活用して読み上げ、さらにメッセージへの返信内容の作成や送信も音声操作によって利用できる
「Nissan Message Park」は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、Android Auto(※)と連携させることで、同サービスが対応するメッセージアプリでのメッセージ受信を車内のナビゲ―ション画面上のポップアップ表示や音で通知。受信したメッセージをAndroid Autoと連携したGoogleアシスタントを活用して読み上げ、さらにメッセージへの返信内容の作成や送信も音声操作によって利用することができる。 ※Apple CarPlay用アプリケーションは2024年4月以降にリリース予定 様々なメッセージアプリに対応し、運転中も車内で音声によるメッセージの通知・読み上げ、返信文の作成・送信まで実施できるのは国内自動車メーカーとして初のサービスとなる。 【サービス内容の特長】 (1)運転中にナビ画面と音で新着メッセージを通知 同サービスが対応するメッセージアプリからのメッセージ受信を車内のナビゲ―ション画面上のポップアップ表示や音で通知。運用開始時点で同サービスに対応しているアプリは、LINE、Messenger、Slack、WhatsApp、Skype、Telegram、Signal、Viberの8つで、今後も対応アプリを拡充する予定。 (2)運転中もGoogleアシスタントがメッセージの読み上げ・返信をサポート 受信したメッセージをAndroid AutoおよびGoogleアシスタントを活用して読み上げることが可能。さらに、音声操作による受信メッセージへの返信内容作成や送信もできる。 (3)メッセージで送られてきた位置情報を目的地に設定 受信したメッセージ内に含まれるGoogle Mapの情報から位置情報を読み込むことができ、その情報を即時にナビゲ―ション上の目的地に設定することが可能。 (4)運転時以外でもスマートフォンで受信メッセージをまとめて確認 運転時以外でも、対応メッセージアプリから受信したメッセージをスマートフォン内の同アプリを通してまとめて確認することができる。 これらの特長により、運転中でもタイムリーにスマートフォン上のメッセージ受信に気づくことができるとともに、スマートフォンを操作することなく、音声操作によって安全にメッセージ内容を確認、返信することができる。また、位置情報共有とナビの目的地設定を円滑に行えることで、家族・友人等との待ち合わせのシーンなどにも有効だ。 ●「Nissan Message Park」概要 【アプリダウンロード開始日】 2023年12月11日(Android Auto) ※Apple CarPlay用アプリは2024年4月以降にリリース予定。 【対象車】 ・ノート(2020年12月以降発売モデル) ・スカイライン(2019年9月以降発売モデル) ・ノート オーラ(2021年8月以降発売モデル) ・エクストレイル(2022年7月以降発売モデル) ・フェアレディZ(2022年8月以降発売モデル) ・セレナ(2022年12月以降発売モデル) ・リーフ ・アリア ・サクラ ※ディーラーオプションナビ利用者は利用できません。 【料金】 無料 【対応アプリケーション】 LINE、Messenger、WhatsApp、Slack、Skype、Telegram、Signal、Viber ※2023年12月11日時点 ●Nissan Message Parkアプリのダウンロードはこちらから
MotorFan編集部