クリストファー・ノーラン監督にナイトの称号
「オッペンハイマー」を手がけたクリストファー・ノーラン監督と妻でプロデューサーのエマ・トーマスに、イギリスでナイト及びデイムの称号が授与されることが明らかになった。英映画業界への長年にわたる貢献が認められた形だ。 【フォトギャラリー】「オッペンハイマー」場面写真 ノーランとトーマスは、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで学生時代に出会った後に結婚し、共同で制作会社シンコピー・ フィルムズを立ち上げた。2人は「ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」「TENET テネット」など、数々のヒット作を生み出してきた。最新作「オッペンハイマー」は米アカデミー賞において作品賞を含む7冠に輝いている。 通常、ナイト、および、デイムの称号は年始または国王の誕生日に発表されるが、特別な業績を上げた後に贈られる場合もあり、ノーラン監督とトーマスへの授与はアカデミー賞受賞が大きく関与していそうだ。 ただし、現在、チャールズ3世はがん治療のために王室の公務から離れているため、式典がいつ行われるかは不透明だという。
