佐々木朗希獲得の本命にジャイアンツ急浮上!? 現地メディアは面談済みの5球団の中で最有力と予想「オフフィールドの条件もすべてクリアしている」
佐々木朗希を巡る報道が米国で加熱している。1月15日以降とされる契約に向け、ニューヨーク・ヤンキースやニューヨーク・メッツなどと面談したと報じられるなか、サンフランシスコ・ジャイアンツ入りを有力視する声が挙がった。 【画像】大谷翔平が2024年レギュラーシーズンで刻んだ“栄光の名場面”! 米誌『Sports Illustrated』でジャイアンツを担当するマイケル・ブラウナー記者は、佐々木とジャイアンツがクリスマス前に面談したとする報道を受け、「ジャイアンツが実際に交渉していたのなら、それは大きな進展だ」と記事に記載。 「25歳ルール」で大型契約ができない状況にも触れ、「ロサンゼルス・ドジャースやヤンキースがこれまで何度もやってきたような巨額の契約をちらつかせることができない。各球団はビジョンを売り込み、なぜ自分たちのチームと街が最適なのかを説明しなければいけない」とし、ジャイアンツにもチャンスはあると伝えた。 また、米メディア『FANSIDED』は、佐々木陣営が面談したとされるシカゴ・カブス、テキサス・レンジャーズも加えた5球団について、ランキング形式で比較する特集記事を配信。そのトップにジャイアンツを挙げている。 「理論上、ジャイアンツには多くの魅力がある。サンフランシスコ国際空港は、アメリカ本土のどの空港にも劣らないほど多くの東京直行便がある」と見解を示し、さらに「ロースターは思っているよりも悪くない。注目度もロサンゼルスやニューヨークほど高くはなく、オラクル・パークはMLBで最も投手有利な球場のひとつだ」とプラス要素を並べた。 そのうえで、「これらの要素がナ・リーグ西地区の序列でジャイアンツより上に位置するドジャースやパドレスを押しのけるのに十分かどうかは分からない。ただ、ササキとの会談にこぎつけたチームの中では、ジャイアンツが絶妙なバランスを持っている可能性がある。期待が持てる戦力を擁し、オフフィールドの条件もすべてクリアしているからだ」と分析した。 また同メディアは今オフ、ジャイアンツがミルウォーキー・ブルワーズからFAとなったウィリー・アダメスの獲得を「サンフランシスコに活力をもたらした」と評するなど、ジャイアンツの“本気度”を称えている。はたして佐々木との交渉でも成果を挙げることができるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部