伝説のドラマー、ギャリー・ヤングの半生を追ったドキュメンタリー映画が世界初公開
「ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語」が6月15日から東京のシアター・イメージフォーラムで世界初の劇場公開されることがわかった。 【画像】「ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語」場面写真 本作は、1990年代を代表するオルタナバンドのペイヴメントで、ドラマーとして活動したギャリー・ヤングを追ったドキュメンタリー。幼なじみ同士のスティーヴン・マルクマスとスコット・カンバーグがレコーディングスタジオ「Louder Than You Think」でギターをかき鳴らしていたところを「それじゃただのノイズだ。俺がドラムを叩こうか?」と尋ねたことで、ヤングはメンバーとして加入する。そしてペイヴメントは1992年にファーストアルバム「スランテッド・アンド・エンチャンテッド」をリリースし、独自のローファイサウンドを確立。“次のニルヴァーナ”とも称された。 ライブ前には並ぶファンに野菜をプレゼントしたり、出番がない曲では逆立ちを披露したり、予測不能な行動が注目されながらも伝説のステージを生み出してきたヤングだったが、酒とドラッグに溺れたことで制御不能に。本作では、当時のライブ映像やメンバーのインタビューを用いながら、彼の半生が明かされていく。監督はジェド・I・ローゼンバーグが務め、配給はダゲレオ出版が担当する。