[深層NEWS]ロシアの新型ミサイル「欧州の足並み乱そうとしている」…松村五郎氏
元陸上自衛隊東北方面総監の松村五郎氏と防衛省防衛研究所の兵頭慎治研究幹事、ウクライナ在住の写真家・尾崎孝史氏が22日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ウクライナ情勢について議論した。
ロシアがウクライナ東部の攻撃に使用したとする新型の中距離弾道ミサイルについて、兵頭氏は「中距離核戦力(INF)全廃条約が機能していた時に『射程5800キロ程度の大陸間弾道ミサイル(ICBM)』だとして開発してきた経緯がある」とし、ミサイルがICBMであるとするウクライナ軍の主張の理由を分析した。
松村氏は「パリやロンドンまで届くミサイルで脅しをかけ、欧州の国々の足並みを乱そうとしている」との見方を示した。尾崎氏は「核弾頭搭載の可能性があるミサイルということで心配している」と話した。