ブランドの服を持ってないと仲間はずれに…親が知らないところで起きる、子ども同士の“マウント合戦”の実情
新学期が始まり慌ただしい日常を送っているご家庭も多いのではないでしょうか。 5歳になった息子の保育園では、冬休みに訪問した場所や過ごしたことを発表する機会があったそうです。 【漫画】受験なんて考えてなかったのに…タワマンカーストが招いた、子どもを苦しめるママたちの“学歴バトル” 家庭の楽しい思い出を語り合う一見ほっこりする光景ですが、実は最近子どもたちの話を聞いた親御さんが、『自慢してる?』『それって子ども同士のマウントなのでは?』と思うことがあるという意見が寄せられました。
その結果、「子ども同士のマウントを感じたことがあるか」の質問に「ある」と答えた方は47%、「ない」は53%でした。 また、「○○ちゃんは○○に行ってる、○○の習い事をしてるなどを子どもから聞いて、我が家もそうしなきゃと思うことがあるか」の質問には、 「ある」が17%、「ちょっとある」が37%、「ない」が46%でした。 このアンケート結果から、子ども同士のマウントを感じた子育てママは一定数おり、マウントが要因でなにかをしなきゃいけない、と思った人も約半数いたことが分かりました。
子どものマウントを感じた実際の出来事は?
「ある」と答えた方に、具体的にどのようなマウントがあるかを聞いてみました。 ・習い事について言われたこと ■『通ってる習い事が少なすぎる』『まだそのクラスなの?』 ■幼稚園に通っている娘に、「習いごとひとつも通ってないの?」 ・お出かけについて ■『○○ちゃんはテーマパークに2回行った、○○くんは3回も行った』 ・持ち物について ■小学校高学年でどこのブランドの服を持っているかの話になり、持っていない人は仲間に入れてもらえなかった ■ランドセルのブランド名を言い合っていた テーマパークに連れて行ったことのない親御さんも、お友達の訪問数を聞いて急いで旅行の計画を立てたという方や、服を持っていないので子どもの話を聞いて買ってあげた、等の声も聞くことができました。