日本絹の里で「手まり展」 伝統文化と絹の魅力を紹介 群馬・高崎市
絹の糸を使った色鮮やかな手まりなどを紹介する展示会が群馬県高崎市の日本絹の里で開かれています。 「日本絹の里」で開かれている「手まり展」は、日本の伝統文化と、作品を鮮やかに彩る絹の魅力を伝えようと開かれているものです。 会場にはカラフルな手まりのほか、「日本手まりの会」名誉会長・尾﨑千代子さんが手掛けた手まりの柄の着物や帯など、72人の作家・533点の作品が展示されています。 「手まり」は、かつて子供の成長や家の繁盛を願い、親や年長者から若い人への贈り物として親しまれてきたとされています。また「着る人の人生が幸せであるように」と願いをこめ、着物などにも描かれたということです。 今回は、全国の「日本手まりの会」の会員や、中国の作家らの作品、また秋やクリスマス・お正月など季節をテーマにした展示も行われ、来場者を楽しませていました。 「手まり展」は来月16日まで開かれています。