総合力が高すぎる! 29歳のマックス・グレイサーマンに密着してみた!【ZOZOウォッチャー小島慶太がレポート】
今日は、8時45分に1番ホールからスタート。小木曽喬、C.T.パンとのペアリング。1番2番と連続バーディでスタートを切りました。4番ではティーショットを右へ曲げてボギーとするも、5番ですぐにバウンスバック。8番も4mのパッティングを決めて3バーディで迎えた9番ホール。ティーショットは右のラフ、残り220ヤード。しかもライがかなり沈んでしまっている状態。そこから砲台グリーンに向けて打ったアイアンショットがピン奥にナイスオン。花道をつかって乗せていくのを想定していたところ、まさかの高弾道でグリーンに着弾。沈んだライから止められる高さの弾道を打てるパワーと技術に鳥肌が立つのを感じました。
後半スタート頃になると、やや強めの風が出てきました。12番まで順調にパーを重ね、13番ショートでは4mのスライスラインを決めると今日5つ目のバーディ(4アンダー)。15番のティーショットを打ったあとには残りホールを数える様子が見られ、6アンダーで上がりたいのかな、という印象を受けました。
16番のパー3では4mほどの下り、ややスライスラインを沈めて5アンダー。この時点での単独トップに立ちました。17、18番ではどちらも左の林に打ち込みピンチを迎えるも、得意のパターを軸としたクレバーなマネジメントを活かしてパーとバーディ。トータル6アンダーで初日を終えました。
18ホール帯同して感じたのは、総合力が非常に高い選手だということ。たとえば、2段グリーンの下の段から上の段に向かって打つ場面。どうしてもオーバーしてしまう人が多い状況なのですが、彼は必ずカップの手前でボールを止められるスピードでパッティングを組み立てていました。ドライバーのクラブスピードもトラックマンの計測値で54.2m/sを記録するほど速く(※)、11番ホールでは、同組のC.T.パンを43ヤードオーバードライブしていました。(※練習日、トラックマンの関係者に見せてもらったデータによる)
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