Bluetoothオーディオトランスミッター兼レシーバーを使えば、飛行機の機内エンタメを自分のワイヤレスイヤホンで楽しめて快適!
フライト中、どのように過ごしてますか? 手持ちのスマホやタブレットにダウンロードした映画や動画を一気見したり、じっくり読みたい書籍を読みふけったり、もしくはウトウトしたり…。筆者はもっぱら機内エンタテイメントを楽しんでいますが、意外とストレスなのがアメニティで渡されるイヤホンコードの絡まり。 【詳しい使用方法を画像でチェックする】 通路側の席だとお隣からの「通らせて!」でゴソゴソ立ったりしていると、気づいたらイヤホンコードがぐしゃぐしゃ。結局解かずに着陸までそのまま、なんて機内あるあるですよね? そんなちょっとした“気になる”を解消するのではなかろうかと、エレコムのBluetoothオーディオトランスミッター兼レシーバー「LBT-ATR01BK」(4213円)を使ってみました。 重さ約22gで、幅約43×奥行約15×高さ約46mmとちんまりとした本体は、携帯性も抜群。機内持ち込み用のポーチにスポンと入るコンパクトさ。しかもサイドに電源ボタンとスライド式のスイッチで受信/送信を切り替える簡単仕様です。 機内で使う場合は、最初にスイング型の3.5mmプラグを立てて、アームレスト横やモニター下のジャックへグッと挿し込みます。 次に手持ちのBTイヤホンをペアリングモードにし、本体のスイッチを“送信モード”にスライド。電源ボタンを5秒以上押し青色LEDが点滅後、しばらくするとペアリングが完了します。なお、この作業は1m以内で行います。とは言っても座席で設定するため、そのあたりは特に問題なし。 なお、上記作業は機体が安定してからにしましょう。また夜出発の場合、暗い中での作業は手こずるので、ライトを点けるのもお忘れなく。今回は、アームレスト横だったので付属のオーディオ延長ケーブルを活用しました。念のために持ってきておいてよかったです。 実際に使用した感想は、「想像以上に快適!」 ノイキャンイヤホンと組み合わせたので、フライト中の気になるノイズも低減。さらに座席を立つ際もスッと移動できるし、機内食の際のわちゃわちゃもなし。まさにストレスゼロレベル。 ちなみに機内での使用感が快適だったため、手持ちのテレコの無線化にも挑戦。ですが、こちらは頻繁に触れるものゆえ送信状態が微妙に。比較的安定したモノでの使用がよさそうでした。 あと細かいところですが充電しながら利用ができるのでバッテリー残量を気にせず使えたのも◎。小型で軽く、場所も取らずに機内持ち込みバッグにポイっと入れておけばOK。 プラグが2本付いていますが、1本だけでテレビなどのイヤホンジャックに挿しても使えるし、2本で機内エンタメにも使えるしと汎用性が高く、しかも接続は簡単。ノイキャンイヤホンとセットにして、旅のおともとしてこれからも連れていこうと思います!
<取材・文/相川真由美 撮影協力/エレコム>