ロッテ・唐川侑己、1350万円減更改 メジャー挑戦の佐々木の枠「他にもピッチャーがいますし、その中の一人としてやりたい」
ロッテ・唐川侑己投手(35)が26日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉を行い、1350万円減の推定年俸5800万円でサインした。 「まず今年の1試合目、4月に投げた登板に関しては僕自身のキャリアをこれからまだ続けるのか、それとも終わってしまうのか、節目の試合ではあったと思う。その中で自分のベストパフォーマンスを出せたことは良かったですけど、その後にけがしてしまったのは甘さなのかなと反省しています。その後も時間が空いて1軍登板になったのは悔しいところだった」 再び先発として勝負したプロ17年目の今季は8試合に登板し、3勝2敗、防御率2・37。今季初登板となった4月16日の西武戦で6回無失点に抑えると、7月27日の楽天戦では2018年7月5日のオリックス戦以来となる先発白星を記録した。 オフは例年同様に益田らと自主トレを行う予定。昨季0勝に終わった千葉・成田高出身のベテラン右腕は「年齢も上がってきて自分の出力だとか、今年も春に肩を痛めたりとかけがをしてしまった。体力と耐久性と出力をしっかり出すというところをやっていきたい」と見据えた。 チームでは今季10勝した佐々木のポスティングシステムを利用した米大リーグ挑戦が決定。「チームとして痛いのは間違いないですけど、他にもピッチャーがいますし、その中の一人としてやりたい」と話し、来季の目標は「朗希が抜けたので10勝5敗、防御率2・3ぐらいの20登板、120イニングぐらいですかね」と今季の佐々木と同じ成績を挙げ、先発枠を埋める活躍を誓った。