ロシアで増える独裁者スターリン像 戦勝80年控え、「偉大な功績」
ロシア北西部ボログダ州のフィリモノフ知事は11日、旧ソ連の独裁指導者スターリンの像を、スターリンが流刑となった州都ボログダにつくるとSNSに投稿した。「（スターリンについて賛否）両面の解釈はあるが、偉大な功績を認め、誇りに思わなくてはならない」と訴えた。 【写真】侵攻の背景に「偉大な帝国」神話 実刑のノーベル平和賞団体の幹部 ロシアメディアによると、スターリン像の設置は、来年に控える対ドイツ戦争の戦勝80年に合わせて計画された。ロシア共産党が知事に要請したという。 スターリンは1911年12月～翌年2月に流刑となっており、その跡地にある博物館の敷地内につくられるという。
朝日新聞社
