「自然共生サイト」63件追加 30都道府県、環境省
環境省は27日、企業や民間団体などが管理し、希少な動植物が生息するなどの「自然共生サイト」に「サントリー天然水の森 赤城」(群馬県)など30都道府県の63件を認定したと発表した。今回が第2弾。昨年10月認定の122件を含め、2026年度までに500件程度を目指す。 兵庫県相生市の「海岸生物の王国“相生湾”」は、アマモの移植や環境教育などの活動を評価。「北海道大学札幌キャンパス」は、札幌市の中心部で里山的な自然環境を保っていると認められた。 政府は生物多様性の保全に向け、30年までに国内の陸と海それぞれ30%以上を保全対象とする目標を掲げており、自然共生サイトの認定区域も対象となる。