注目の“去就”は…?いまだ所属なしの大物(1)20球団超えの“最有力球団”は…?
2024年オフのストーブリーグは、フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也、石川柊太、九里亜蓮、茂木栄五郎がそれぞれ国内他球団でのプレーを決断。大きな盛り上がりを見せている。その一方で、去就が決まっていない大物選手もまだまだ存在する。そこで今回は、今後も動向が注視されている去就未定の大物選手を紹介したい。
佐々木朗希
・投打:右投右打 ・身長/体重:192cm/92kg ・生年月日:2001年11月3日 ・経歴:大船渡高 ・ドラフト:2019年ドラフト1位 今オフにメジャーリーグに挑戦する日本人選手の中で、最注目の存在が佐々木朗希だ。 大船渡高時代には、最速160キロを計測。“令和の怪物”と称されるなど注目を集め、2019年ドラフト会議で4球団競合の末に千葉ロッテマリーンズへ入団した。 高卒2年目の2021年に一軍デビューを果たすと、翌2022年には13者連続奪三振を含む1試合19奪三振・完全試合の偉業を達成。同年は20試合登板、9勝4敗、防御率2.02の好成績を残した。 昨年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも先発の一角として登板。世界一に貢献すると、同年のシーズンは故障離脱がありながらも15試合の登板で7勝4敗、防御率1.78の成績を収めた。 今季もコンディション不良による離脱こそあったが、18試合に登板して10勝5敗、防御率2.35をマーク。 そして今オフ、ポスティングシステムを行使してメジャーリーグへの挑戦を表明。故障が多く、規定投球回への到達経験がないことが懸念されるが、ポテンシャルの高さは折り紙つきだ。 “25歳ルール”の対象となるため、契約時はマイナー契約になるものの、どの球団が契約を勝ち取るのか、大きな関心が寄せられている。
ベースボールチャンネル編集部