来季J2昇格へ決意 ツエーゲン米沢社長ら来社
サッカーJ3ツエーゲン金沢の米沢寛社長、端陽造代表取締役事業統括、和田昌裕ゼネラルマネジャー(GM)、伊藤彰監督、畑尾大翔主将は6日、北國新聞社を訪れ、砂塚隆広社長に12位に終わった今季の成績を報告し、来季のJ2昇格、J3優勝へ決意を語った。 米沢社長はホーム戦の来場者や収益が過去最高だったとし、「来季もチームが安心して試合できるよう管理体制や財務体質をしっかりさせたい」と語った。 伊藤監督は「勝てるチームづくりをして、戦う姿勢をスタジアムで見せていきたい」と語り、畑尾主将は「1年間通して積み上げてきたものはある。来季は勝負にこだわる、チームのために体を張るといった部分を磨きたい」と意気込んだ。 ●義援金120万円寄託 ツエーゲン金沢は6日、能登半島地震の義援金として120万8118円を北國新聞社に寄託した。サポーターらに呼び掛けた募金で、今季通算で301万7400円を寄付した。 一行は石川県庁に馳浩知事、金沢市役所に村山卓市長も訪問し、来季への抱負を語った。村山市長は「このような順位だとサポーターが離れてしまう。来年はしっかりと戦ってJ2に確実に上がってほしい」と奮起を促した。 ●マリソンが退団 ツエーゲン金沢は6日、ブラジル・フィゲイレンセFCから期限付きで加入していたFWマリソン(26)が契約満了で退団すると発表した。今季入団したマリソンは27試合に出場して5得点だった。