「後輩でも子どもでも、年下だからって態度を変えない」モデル・岩堀せりの年下世代とのコミュニケーション術
年下とのコミュニケーションで気をつけていること
「もちろん、いつでもうまくいくなんてことはありません。年下と食事の席で話す時、酔いも手伝ってついつい口が軽くなり話せば話すほど、どうしても偉そうになってしまうときもあるし、自分の話したことに対して次の日にとても後悔することもあります。私が敬愛している高田純次さんが、年を取ってしてはいけないのは説教、昔話、自慢話とおっしゃっていたとのことですが、いつもそれを胸に留めているはずなのに、気づくと昔話はしてしまうんですよね……。同業の後輩に、『つい昔はカット数が多くて大変だった~』なんて話をしてしまうこともあるけど、そこは『昔は〇〇だったけど、今のほうがいいよね』というニュアンスで話すようにしています。偉そうにならないように常に気をつけているかな。 話題に困ったら韓流! 推しトークは年齢に関係なく、誰と話しても同じテンションで話せるのですごく楽しい。すぐに盛り上がれる推しの話、おすすめです。 私は年下と遊んでいて楽しいですが、相手も楽しんでいるかどうか、本音のところはなかなかわかりづらいですよね。負担にはなりたくないから、なるべく私からは誘わないようにしていますし、誘われたときも『本当に楽しんでくれたかな?』と毎回不安になってしまいます。もっと飲みたい!帰りたくない!と言ってもらえてやっと本当に楽しんでくれているんだなとホッとする。そういう姿を見ると、次は誘ってみようって思うかな」
先輩も後輩も同じ態度で接する
「先輩に対しても、後輩に対しても、同じ態度で接します。そういう意味では、若い世代と仲良くなるには、年下と思わずに接することが一番いいのかもしれないです。私は親しみを込めて先輩にタメ口で接するけど、もしそういうのが苦手な方の場合は、もう声をかけてもらえないと思うんです。それで嫌われたとしたらもう仕方がないと思っています。なので、私に関しては、後輩からもどんどん積極的に飛び込んできて欲しい! 『ナマイキ』な後輩、好きです。もちろん、人としての配慮はありつつも、遠慮しない人のほうが好きですね。 ちなみに、異性に対しては夫婦セットでコミュニケーションをとると、お互いに誘いやすいなと思います。私は、結婚してから初めて男友達という存在ができました。個別ではなく、みんなで一緒に遊んだほうが楽しいし、そもそも私は一人だと話が弾まないこともあって、夫がいてくれるほうが盛り上がる。我が家はTAKUROくんも子どもたちも含め、家族ぐるみで仲良くなることが多いかな」