【マリーゴールド】Sareeeが“真紅のベルト”初代ワールド王者に戴冠! 敗れたジュリアは「所属は何を思う? 今のままじゃダメなんだよ」
一方、勝利を収めたSareeeは、「ジュリアのあの右腕を狙うしかなかったぐらい、私は全力で戦いました。誰がなんと言おうが、私が今日勝ったんです。だから、今日から胸を張って、マリーゴールドのワールドチャンピオンとしてプロレス界で生きていきたいと思います。ジュリアとはもっともっともっとすごい試合ができると思うので、次ね、いつ闘えるかわかりませんが、お互いもっと強くなって、 またリングで再会できることを願っています。今日はね、このベルトに挑戦してきそうなやつは現われなかったけど、私は誰が来ようが受けて立つんで。しっかりとこれからチャンピオンとして、このマリーゴールドだけではなく、プロレス界全体を盛り上げていきたいと思っています」と胸を張り、決意を新たにした。 Sareeeは今年4月にスターダムで岩谷麻優と対戦。敗れはしたが年間ベストバウト級の試合をしたばかりだ。今回、スターダムから離れたマリーゴールドでジュリアと対戦したのも、「女子プロレスを盛り上げるため私はやりたい選手がいるリングならどこにでも上がる」という気持ちの表われで、このまま行けばフリーで今年の女子プロレス大賞受賞も夢ではない。そのSareeeをマリーゴールドで誰が止めるのか、今後の行方にも注目したい。 ◆マリーゴールド◆ 『MARIGOLD Summer Destiny 2024』 2024年7月13日 東京・両国国技館 ▼THE DESTINY 初代マリーゴールドワールド王座決定戦(30分1本勝負) ●ジュリア(25分48秒 レフェリーストップ)Sareee○ ※フィンガーブリーカー ※Sareeeが初代王者となる。 取材・文⚫︎どら増田