クラフトフェア 大盛況で閉幕
長野県松本市県3のあがたの森公園を会場に、40回の節目を迎えた野外工芸展「クラフトフェアまつもと」(NPO法人松本クラフト推進協会主催)が26日、2日間の日程を終えて閉幕した。両日合わせて前年比6%増の3万9429人(速報値)が来場し、新型コロナウイルス感染症禍以降の最多を記録。4~5万人台だった以前のにぎわいに近づいた。 2日目は雲がかかり風も吹くなど過ごしやすい気候で、来場者は264組の作家らが出展したブースをゆっくりと見て回った。節目を記念したイベントとして、スチールパンなどの楽器演奏も行われ、芝生の上でくつろぎながら楽しむ人の姿が見られた。 協会の伊藤博敏代表は「(感染症禍の中止後)一昨年から段階を踏んで規模を拡大し、今年はほぼ元に戻った喜びを感じる。お客さんも楽しそうで何より」と話していた。 来場者数は前年より2391人増え、初日は2万2816人、2日目は1万6613人だった。
市民タイムス