【帝王賞】地元トライアルVサヨノネイチヤ態勢万全、調整程度でも楽々2馬身先着
帝王賞(Jpn1、ダート2000メートル、26日=大井)に向けて21日、重賞3連勝で地元トライアルの大井記念を制した大井のサヨノネイチヤ(牡5、坂井)が小林牧場で追い切られた。 レーヴトーリス(3歳)の内に併せ、半マイルあたりからペースアップ。直線で抜け出すと、そこから軽く追われ、2馬身ほどの差で軽快に駆け抜けた。1週前の12日に3頭併せで本追い切りを済ませ、この日は調整程度。西騎手は「思ったより抜け出してしまったので、気を抜かせないように追っただけですね。普段なら1頭になると遊ぶようなところを見せるのですが、今日は比較的、真面目には走ってくれた感じなので、雰囲気は悪くないです」と好感触だった。これまでデビューから完全連対の14戦12勝。敗れた2戦も頭差、鼻差と底を見せていない大井の生え抜きが、勢いそのまま砂の帝王の座を狙う。