老後難民にならないために!30代~40代、50代でやっておきたい14のこと
人生100年時代を迎え、長~い老後のお金の不安を減らすために、今からできることをピックアップ。先を見越して計画を練り、早いうちから備えることは、充実した現役生活を送ることにもつながります! 【画像】老後難民にならないために!30代~40代、50代でやっておきたい14のこと
30代~40代から始める
老後はまだ先だけど、今後の人生設計を具体的に考え、しっかり計画を練りたいとき。老後のための貯蓄も少しずつ始めるのが理想的。
1 ライフプラン表を書く
子どもの入学時期や家族のイベント、大きな買い物予定など、この先30年分のライフプラン表を書くことで、長期的なお金の流れを見える化。やりくりに余裕がない時期、比較的貯めやすい時期がわかれば、老後資金の貯めどきも見えてきます。毎年見直し、更新していくのがポイント!
2 半年に1度、貯金簿(R) をつける
貯金簿とは預金や保険、運用商品などの資産を一覧表にしたもの。ボーナス時期など半年ごとに預金残高や運用商品の時価評価額を記入することで、この半年間でいくら貯蓄や総資産が増減したのか把握することができます。老後資金の目標額を設定しやすくなる効果も!
3 重要書類の置き場を家族で共有する
夫婦どちらかが入院したり、万一のことがあった場合に備え、印鑑や預金通帳、マイナンバーカード、保険証券、有価証券、家や土地関連の重要書類は、家族で置き場を共有しておくと安心。置き場が定まっていない場合は、これを機に防犯面を考慮しながら決めましょう。
4 保険の見直しをする
保険は入りっ放しにせず、保障内容を見直すことが大切。50代で保険に入り直すと保険料が高くなるので、見直しは40代のうちにすませたいところ。夫の死亡保障額は子どもの成長とともに保障額を徐々に引き下げ、保険料が浮いた分は老後資金として貯蓄を。
5 リタイアするまでに住宅ローンを払い終える
住宅ローンは年金生活に入るまでの完済を目指し、返済プランを練りましょう。退職金を全額ローンの返済に充ててしまうと、老後資金に余裕がなくなるので注意して。また、夫が40歳前後から住宅ローンを組むなら、65歳の定年までに完済できるプランを選ぶのが賢明です。
6 細く長く老後資金を貯め始める
老後資金は時間をかけてコツコツ貯め続けることが肝心。まずは、今の先取り貯蓄に10%上乗せして貯めることからスタートしてみましょう。今の先取り貯蓄が3万円なら、少し頑張って3万3000円ずつ貯蓄を。老後資金は早く貯め始めるほど準備期間を長くできます。