暴力団の根絶を目指して 宮城県民大会 「トクリュウ」について特別講演も
khb東日本放送
暴力団根絶を目指す宮城県民大会が仙台市青葉区で開かれました。
県民大会は県警と県暴力団追放推進センターが開いたもので地域住民などおよそ600人が参加しました。 大会では伊藤副知事から暴力団追放の活動を行う企業や団体に表彰状が渡されました。 また、暴力団を研究しているノンフィクション作家の廣末登さんが、闇バイトや特殊詐欺を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ=「トクリュウ」について講演しました。 廣末さんは「トクリュウ」は暴力団と持ちつ持たれつの関係で資金源の一つになっていると指摘しました。 廣末登さん「闇バイトに行っちゃうとまず100%逮捕されます。闇バイトで雇ってるやつらは「給料日は2週間後」と言うんですよ。2週間の間に何回も(犯罪を)やらせますから、大体(実行役は)逮捕される。だから(給料を)払わなくて良い」 県警によりますと2023年に暴力団が関与した犯罪は212件検挙されたということです。
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