<オモウマい店>2時間SPで岩手、東京、甲府の人気店紹介 こぼれるカレー、飲める角煮、こだわりの予約システム
ライス・スープ・おしんこ付きの「回鍋肉定食」(1150円、写真はご飯大盛りでプラス150円)は、霧島ポーク、キャベツ、ピーマンなどを自家製甜麺醤(テンメンジャン)、片栗粉を加えて仕上げる。
1日限定20食の“角煮黒酢酢豚定食”(1750円、写真は大盛りでプラス150円)は、衣を付けた豚バラ肉を揚げ、黒酢、キクラゲ、片栗粉を絡めたもの。寒空の中、1時間並んだという客は「今まで出会った中で一番おいしい。感動しかない」と興奮する。さらに、店主は「中華って、炎を操ってこそだと思う。チャーハンは強い火、お肉は80度以下、野菜は120 度」と、おいしさの極意を語る。
◇予約客に手厚すぎる店
定価8800円の「うな重特々大」が4950円になったり「海鮮丼 上」(1650円)のネタが大幅にグレードアップしたり、事前に予約したお客さんに対する圧倒的なサービスが大反響を呼んでいる「加賀本店」(甲府市)。「予約は完全な店のシステム」と、店主が熱い思いを語った結果、1回目の放送直後から店の電話が鳴りやまない事態に。4回目の放送となる今回は、3回目のオンエア当日から現在までに密着する。
3回目のオンエアでは、予約客と、放送を見た県外お客で満席になることが多いが、それでも店の電話が鳴り続けるため、取材スタッフが予約のサポートをすることも。店主は昼食や休憩中まで予約ノートとにらめっこし、確認を怠らない。
店主はメニューの開発も続けている。卵13個を使ったカニカマ入り「特大限定厚焼き玉子」(1760円)や、うなぎのタレと焼肉ダレをブレンドした濃厚な味付けに、溶き卵がよく合う「牛焼き肉丼」(1650円)、静岡・磐田産の鶏肉を使った「加賀特大親子丼」(2200円)などが新たに登場する。
3月は、店が開店記念日を迎える。創業45年となる「加賀本店」だが、実は5年前に現在の場所へと移転してきた。その衝撃の理由が明かされる。また、高校生のときに料理の道に入った店主が、店での修業と両立していたこととは。